Sunday, December 1, 2013

遼、改造中スイングに自信持てず悪循環…ショットメロメロ出遅れ




2011年07月28日19時01分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 平塚 哲二 -7
2 池田 勇太 -6
3 K・アフィバーンラト -4
4 宮里 優作 -3
横田 真一 -3
孟 東燮 -3
キム・ヒョンテ -3
J・チョイ -3
上田 諭尉 -3
藤島 豊和 -3


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初日から大きく出遅れてしまった石川遼(撮影:岩井康博)








サン・クロレラ クラシック 初日◇28日◇小樽カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー72)>

 国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」が北海道にある小樽カントリー倶楽部で開幕。09年チャンピオンがいきなりつまづいた。石川遼は前半4番でボギーが先行すると、続く5番ではティショットのミスからダブルボギー、さらに6番、7番とボギーを叩きこの4ホールで5つスコアを落としてしまう。その後9番、10番、13番とパー5でバーディを3つ奪ったものの、最難関の16番、最終18番とボギーを叩き5オーバーでホールアウト。123位タイと大きく出遅れてしまった。

「石川遼1打速報」で全ストロークを振り返る

 先週から改造を始めて手ごたえを掴みつつあったショットが曲がりに曲がった。スタートから3ホールこそ静かなゴルフだったが、4番パー3では「自分の思ったところより10メートルは左に行ってしまった」というミスショット。続く5番では「4番ではクラブが外から入ってしまったので、それだけは避けようと思って手先で打ってしまった」ボールは右の林に入りセカンドは出すだけ。3打目、アプローチのミスも重なって悪循環のままスコアをズルズルと落としてしまった。

 曲がる原因はわかっている。「スイングアークが小さいとサイドスピンが多くなってしまう」しかし、修正は最後まで出来なかった。「序盤でティショットが曲がってスイングに自信を持てなくなって大きなスイングアークで打てなくなる悪循環でした」その後も思うようなボールが打てず、最終18番のティショットも右に大きく曲げて隣のホールのフェアウェイ。そこからボギーを叩きこの日を象徴するようなフィニッシュとなった。

 「スイングを変え始めている途中なので。例えばパターを変えた直後は入るようになったりしますが、それは長続きしない。スイングもこれからが大切。徐々に右肩上がりになっていければ」。結果が出ないことには満足出来ないが、このスイングに大きな伸びしろを感じることが出来るのが救いだ。

 「今は頭の中がスイングのことでいっぱい。2、3年前に戻った感じで新鮮ですね」。2年前はドライバーを真っ直ぐ飛ばすことだけを考えて大会制覇。もう一度あの頃に戻ってどこまでもスイングと向き合う。

【初日の順位】
1位:平塚哲二(-7)
2位:池田勇太(-6)
3位:キラデク・アフィバーンラト(-4)
4位T:宮里優作(-3)
4位T:横田真一(-3)
4位T:メン・ドンソプ(-3)
4位T:H・T・キム(キム・ヒョンテ)(-3)
4位T:J・チョイ(-3)
4位T:上田諭尉(-3)
4位T:藤島豊和(-3)
4位T:井上忠久(-3)
12位T:薗田峻輔(-2)他9名

61位T:※松山英樹(+1)他19名
123位T:石川遼(+5)他11名
※はアマチュア

難コースで持ち味発揮!勇太、6アンダー単独2位発進!




2011年07月28日19時13分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 平塚 哲二 -7
2 池田 勇太 -6
3 K・アフィバーンラト -4
4 宮里 優作 -3
横田 真一 -3
孟 東燮 -3
キム・ヒョンテ -3
J・チョイ -3
上田 諭尉 -3
藤島 豊和 -3


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久々に好スタートを切った池田勇太(撮影:岩井康博)








サン・クロレラ クラシック 初日◇28日◇小樽カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー72)>

 北海道にある小樽カントリー倶楽部で開幕した、国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」。池田勇太が6アンダーと好発進を見せた。池田は序盤の2番こそセカンドを池に落としボギーとするも、5番のバーディを皮切りに怒涛の巻き返しをスタート。続く6番バーディの後、9番パー5ではセカンドを7メートルにつけイーグルを奪取。後半さらに3つのバーディを積み重ね、6アンダーでホールアウトした。

遼、改造中スイングに自信持てず悪循環…ショットメロメロ出遅れ

 全英オープンからの連戦に疲れは溜まってきている。それでも、精密なプレーを要求する難コースにショットメーカーの血が騒いだ。

 「コース的にはタフ。ショットが重視される中で、グリーンにも見えづらい傾斜があって、それを読んでいく。コースに挑む本当の自分がいる中で、もて遊ばれないように戦う自分もいるのが楽しい」。好きなコースだという小樽CCの戦略性のあるレイアウト、洋芝、地面の固さ、すべてが池田好み。アイアン、パターなど試行錯誤はまだまだ続いているが、マネジメントとショットの精度で攻略していく持ち味が光ったラウンドだった。

 久々の好スタートにも油断はない。「ガマンすること。ボギーの一つや二つはある。このあとの3日間試練はあると思うが、ガマンしてバーディが来るまで待てるかだと思う」と気を引き締めた。来週からは「WGC-ブリヂストン招待」「全米プロゴルフ選手権」と米ツアー遠征が控えているが「今週は今週。来週は来週」。一戦必勝体勢ですべてを出し切り今季初の栄冠を目指す。

【初日の順位】
1位:平塚哲二(-7)
2位:池田勇太(-6)
3位:キラデク・アフィバーンラト(-4)
4位T:宮里優作(-3)
4位T:横田真一(-3)
4位T:メン・ドンソプ(-3)
4位T:H・T・キム(キム・ヒョンテ)(-3)
4位T:J・チョイ(-3)
4位T:上田諭尉(-3)
4位T:藤島豊和(-3)
4位T:井上忠久(-3)
12位T:薗田峻輔(-2)他9名

61位T:※松山英樹(+1)他19名
123位T:石川遼(+5)他11名
※はアマチュア

アマチュア松山英樹、苦しみながらも耐えて1オーバー発進




2011年07月28日19時21分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 平塚 哲二 -7
2 池田 勇太 -6
3 K・アフィバーンラト -4
4 宮里 優作 -3
横田 真一 -3
孟 東燮 -3
キム・ヒョンテ -3
J・チョイ -3
上田 諭尉 -3
藤島 豊和 -3


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61位タイの松山英樹(撮影:岩井康博)






サン・クロレラ クラシック 初日◇28日◇小樽カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー72)>

 北海道にある小樽カントリー倶楽部で開幕した、国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」。先週の「セガサミーカップ」で予選落ちを喫した東北福祉大のアマチュア松山英樹は、1オーバーで回り61位タイで初日を終えた。

難コースで持ち味発揮!勇太、6アンダー単独2位発進!

 先週予選落ちしてからは「自分が一番上手いと思って練習しました」と気持ちを強く持って打ち込んだが、浮上のきっかけはつかめず、練習ラウンドでも弱気な発言が目立った。しかし、この日は悪いながらもガマンのゴルフで耐え忍んだ。

 最終18番はティショットを左に曲げ、セカンドはレイアップを余儀なくされたが、そこから執念のパーセーブ。「最後にいいパーを拾えて、明日につなげられるようにしたいです」。この日のガマンを無駄にしないためには、明日の巻き返しが必要だ。

【初日の順位】
1位:平塚哲二(-7)
2位:池田勇太(-6)
3位:キラデク・アフィバーンラト(-4)
4位T:宮里優作(-3)
4位T:横田真一(-3)
4位T:メン・ドンソプ(-3)
4位T:H・T・キム(キム・ヒョンテ)(-3)
4位T:J・チョイ(-3)
4位T:上田諭尉(-3)
4位T:藤島豊和(-3)
4位T:井上忠久(-3)
12位T:薗田峻輔(-2)他9名

61位T:※松山英樹(+1)他19名
123位T:石川遼(+5)他11名
※はアマチュア

平塚、左手首負傷も怒涛の9バーディ奪取!単独首位発進




2011年07月28日19時30分




リーダーズボード
順位 選手名 スコア1 平塚 哲二 -7
2 池田 勇太 -6
3 K・アフィバーンラト -4
4 宮里 優作 -3
横田 真一 -3
孟 東燮 -3
キム・ヒョンテ -3
J・チョイ -3
上田 諭尉 -3
藤島 豊和 -3


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18番でバーディを奪い単独首位に立った平塚哲二(撮影:岩井康博)








サン・クロレラ クラシック 初日◇28日◇小樽カントリー倶楽部(7,471ヤード・パー72)>

 今年も小樽カントリー倶楽部で開幕した、国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」。初日を終えて9バーディを奪う猛攻を見せた平塚哲二が7アンダーで単独首位スタートを切った。

アマチュア松山英樹、苦しみながらも耐えて1オーバー発進

 この日特に冴えたのがパッティングだ。「練習ラウンドで(矢野)東に“タッチが強すぎ”と言われた。それで、カップに合わせて打つようにしましたね。まだつかめてないけど、いい感じ」1番でいきなり15メートルを放り込むと、2番では4メートルを沈めた。その後も4メートル以内のバーディチャンスをことごとくモノにしてバーディを積み重ねると、最終18番では8メートルを決めてフィニッシュ。6アンダーで先にホールアウトしていた池田を1打上回って見せた。

 しかし、好調のパットとは裏腹にショットは苦戦している。「全英終わった晩に左手首を痛めたんですよ。骨が一個ズレてじん帯が炎症起こしてる」ラウンド中も痛みを覚える左手は思うように使えないため、ヘッドが走って引っ掛けるミスが続発。特に長いクラブはコントロールが効かない状況だ。それだけにいきなりの首位発進に「こんなスコアで回れるとは思ってなかった」と平塚自身も驚きを隠せない。怪我の影響で「とりあえず散歩してきますって感じでやってる」と自身に期待をかけすぎずリラックスしてラウンドできていることが好スコアにつながったようだ。

 痛みを抱えたまま、最後まで優勝争いをすることはかなり厳しいことが予想されるが、アジア、ヨーロッパ、日本を又にかけて転戦する平塚だけに少々のことでは動じない。手負いの荒武者は最後まで大会を盛り上げてくれそうだ。

【初日の順位】
1位:平塚哲二(-7)
2位:池田勇太(-6)
3位:キラデク・アフィバーンラト(-4)
4位T:宮里優作(-3)
4位T:横田真一(-3)
4位T:メン・ドンソプ(-3)
4位T:H・T・キム(キム・ヒョンテ)(-3)
4位T:J・チョイ(-3)
4位T:上田諭尉(-3)
4位T:藤島豊和(-3)
4位T:井上忠久(-3)
12位T:薗田峻輔(-2)他9名

61位T:※松山英樹(+1)他19名
123位T:石川遼(+5)他11名
※はアマチュア